君と過ごした 永遠と無限の未来に思えた 百年の空の下 見渡せばただ独り 舞い落ちる花びらの ひとひらに手を伸ばした 横たえて指差した 届かない窓辺の向こう 君と過ごした 永遠と無限の未来に思えた 百年の空の下 見渡せばただ 優しく言葉をかけよう 泣き濡れた頬拭おう 抱きしめて離さずに 明日の話をしよう 君と過ごした 忘却とあてなき過去に思えた 百年の空の下 時計は止まり 君を探して 君を探して 街へ出ることすら出来ずに 息を殺して 忘れ去られる 流浪の春よ 人影こぼれ 花びら落ちる 咲かぬ春 待つ人