夜明け前、信号機が瞬きして、 胸の回路があたたまる。 昨日のノイズを指で払って、 視界の粒子を並べ替える。 靴紐を結ぶ音が、 小さなドラムになって私を起こす。 電線の鳥がビートを刻む、 街はまだ半分眠っている。 不機嫌の殻を笑いで割って、 光のかけらを飲み込む。 失敗の破片は、 磨けば飾りになると知った。 できない理由を棚にあげ、 代わりに一歩を取り出す。 Breath in, breath out、 胸の灯りが強度を増す。 Ready to reset、 名前のない勇気が震えを 抱きしめる。 心拍を合図に跳ねる、 迷いは薄い膜、笑えば透ける。 We rise, we run、 今日の私に最短距離で会いにゆく。 拍が背中を押す、 世界は私の足音で更新される。 遠回りの景色をアルバムにして、 余白に感想を書く。 正解より納得、 温度のある答えだけ集めたい。 涙の塩気さえ、 体温で甘く変わるから。 ポケットで拳をほどき、 指先に春の記憶を通す。 雲間の青がひとすじ降りて、 眉間の影をほどく。 私の速度でいい、 と膝が静かにうなずく。 Flip the doubt, light the route, update the day。 Tiny wins stack up, break the limit, set it free。 No cap, full send、笑顔でDrive, we move。 怖さは敵じゃなく、 境界を示す蛍光ペンだ。 瞳の奥で火花が跳ねて、 視界の解像度が上がる。 Count to four、 合図の一拍前で世界が静まる。 転んだ跡に芽が出る、 悔しさは推進剤になる。 Go bold, go bright、 呼吸で速度を上げていく。 胸の太鼓を叩け、 空は私色に塗り替わる。 追い風を待たず、 私が風になる練習をする。 減点方式をやめ、 加点のノートだけ増やす。 目の前のドアは、 笑うと自然に開く。 人混みの影で立ち止まり、 内側の声に耳を澄ます。 誰かの地図より、 私の足跡を信じること。 やさしさの優先順位を、 一番に置く。 Run the day, not the other way、 ルールはrewrite。 Keep it real, keep it loud、 bad vibes sign out。 From zero to glow、 心のfaderはmax。 躊躇は薄い膜、 息で簡単に破れると知る。 Breath steady、 胸の鍵穴に合う言葉が灯る。 Here we go、 私の手は今日を選び取る。 光は待つ人でなく、 進む肩にそっと降りる。 We go, we glow、 拍と笑顔で道がひらく。 ずっと未完成でいい、 前向きは現在進行形だ。
