わたしの彼は 鳩時計 ポッポウ 時間になると 会えるのよ ポッポウ 世界中の誰よりも やさしいコイビト 一日 ポッポウ 48回 休まず ポッポウ 顔を出す 時計は彼じゃないんだと ポッポウ 兄さんたちは そう言うの ポッポウ ゆうべの夢から きっとまだ 醒めきらないのさ ちがうわ ポッポウ ほんとうなの 鼓動が ポッポウ 伝わるの ♪ 画用紙の空 セロファンの海 折り紙の船 すべっていくよ 綿でできた綿雲と ボタンのお日さま わたしは ポッポウ 会いにいくの いとしい ポッポウ あのひとに わたしは わたしの 淋しいわけを 教えてもらうの あのひとに ものは 言えない コイビトだけど あのひとだけが 知っている ♪ どうして船は 回っているの どこへも行かずに 回っているの 同じところをくるくると まるで時計のように そうだわ ポッポウ わたしもきっと 時計に ポッポウ なったのね わたしは わたしの 淋しいわけを 教えてもらうの あのひとに ものは言えない コイビトだけど あのひとだけが 知っている わたしは わたしの 淋しいわけを 教えてもらうの あのひとに ものは言えない コイビトだけど あのひとだけが 知っている
