夜明けゼロ秒

歌詞

最終列車の風が 眠気のベールをほどく ポケットのメモに 小さな勇気を畳んだ 心拍が合図を出して 靴ひもを二重に結ぶ 街灯の粒が 背中を押すみたいに瞬く 昨日のため息を ゴミ箱に投げ入れて 新しい呼吸で 夜の端っこを塗り替える 迷いの影を踏んで 音に変えてしまえ 震える指先でも スタートは作れる 胸のメトロノームが 速度を上げていく いま走れ まっすぐ前へ 笑顔の火花で 夜空を明るくして 転んだ跡さえも 輝きの地図になる 手を伸ばせ 未来はここに近づく 雲間の星をなぞり 名前のない希望を呼ぶ 雨上がりの匂いが 新章のページをめくる 約束はまだ言葉じゃない でも確かにここにある 駅の階段を跳ねて 体温で霧を晴らす 耳元の音楽が 背伸びした夢を連れてくる 遠回りの景色も 糧に変わる気がした Tick-tack, go! 心のDashboard green Low mood? Skip, bounce back on the scene Limit は幻想、Break it clean, keep it keen 曖昧な空でも 自分の青で塗ればいい 誰かの正解より 僕の歩幅で決める 踏み出す一歩が 世界の色を変える いま走れ まっすぐ前へ 胸のライトで 影をやさしく溶かして 遠く見えた夢も 手のひらに近づく 笑い声で 風向きを変えていく 冷たい風が頬を打つほど 目が覚める 小さな敗北さえ 勲章みたいに光る 進むことだけが 僕の合図になる ビルの隙間から 朝焼けがのぞき込む 未読の勇気を開封して ためらいを捨てた 新しい自分に 会いにいく準備はいい Step up, hands high, rhythm alive Doubt＝noise、Muteして drive 今日を更新、Version five, we thrive 胸の鼓動で スタートラインを引き直す ため息の数だけ 強くなれると知る 目の前のドアは 押せばちゃんと開く いま走れ まっすぐ前へ 光を抱きしめて 影の輪郭を越えろ 笑って進めば 景色は味方になる この瞬間から 僕は加速していく