眠たい朝を蹴って靴底で太陽を 鳴らす 窓辺の風を吸い込み胸のモヤごと 吐き出す 止まってた 秒針が合図のように跳ねだす 今日は昨日より速く 自分の背を追い越す 忘れかけたメモの端 小さく残る願い コーヒーの苦ささえ 少しだけ甘く感じる 震える指先でも思い切り丸をつけた 迷いは置き去りで ドアノブ強く回す ためらいの影を跨いで 影ごと軽くなる 靴ひもを固く結び 新しい地図を描く 誰の正解でもない 僕の速度で行こう 小さな一歩が街の景色さえ変える 飛び出せ 今だ スタートラインが光る 胸の合図が鳴り続け 体温を上げていく 笑って走れ 風を切り 未来を追い越せ つまずいた数だけ 強く跳べるから 雨粒が頬を叩き リズムはむしろ鋭い 雲の切れ間へと 指で虹の輪郭をなぞる 誰かのためじゃなく 僕のための号令で 濡れたスニーカーも 誇らしくきらめく 駅前のざわめきに 新しい靴音まじる 見慣れた交差点も 今日は舞台に見える 角を曲がるたびに 未知の僕へ近づく 世界のピントが じわり正しく合う Check one two, 朝陽にDive, 眠気はSwipeで退場 遠回りでも Live my life, 近道なんて退屈 ストップの標識 今日くらいはウィンク 弱気モードをオフにして Volumeを最大 小さな勝利を積み 木みたいに重ねたら 昨日の背中を 軽やかに追い抜けるはず 拍を合わせて夢を蹴る 足音が合唱 もう戻らない ここから始めよう 飛び出せ 今だ スタートラインを越えて 迷いの霧を切り裂き 太陽をポケットに 笑って走れ 未来を今に連れてく 呼吸のたびに 景色は味方になる 誰かの期待より 自分の鼓動に正直で ライトがなくても 体内の光で進む こぼれた汗の粒が 道しるべに変わる つらさの分だけ 僕は更新される 夜更けのスマホ光 未読の勇気を開封 ため息の数だけ 星座は増えて見える 弱さごと背負えば 不思議と軽くなった 眠れない夜明けも 味方にしてしまえ Hands up high, 轟くBeat, 平凡を今Upgrade バグった気分も Resetして再起動 失敗さえもネタにして 笑い飛ばすStyle 転んだ跡が 地図になることを知る 深呼吸で踏み切って 瞳がやっと晴れる 目の前のドアは 体温で静かに開く 僕らの色で街を染め 新しい朝を塗る 風の返事が 背中を押してくれる 飛び出せ 今だ スタートラインは無限 心のメーター ふり切って笑顔で走れ 明日を迎えに 今この手で扉を開け 旅は続く 僕の拍で世界が鳴る
