薄暗く照らされた小部屋 私の身体縛った あなたの湿った指先 一夜を染めて 愛情は歪んでいて きっと私の皮膚に棘刺すの 優しく殺してよ 淡い色の唇がささやく 軋む腕輪に響く嬌声が重なって そっと白い首に貴方が爪立てて これで朽ち逝きたい 締まる喉輪 泡立ち彩って 薄く照らされた小部屋 私の身体縛った 貴方の湿った指先 一夜を染めて “どうか この月に抱かれそっと泣きたい” 愚かな夢に染まる肌色も満ちかける 深く突き入れた蛇は毒を注ぎ 肉を溶かして私の中で蜷局を巻く そっと白い肌を優しく指で裂く その柔らかさに黒い痣が浮き立つ 想いのままに跪かせて 這いつくばらせた君の姿に 背筋が震えた このまま次へと行こう さあ踊れ