焼け爛れた この体に 手を伸ばすだけの 力は無くて 僕の唄を聴いて 隣で優しく 微笑んで 無価値だなんて君も よく言うなぁ 生きてるだけで良いの 都合の良い言葉が綺麗に良く見えて 縋りたくなっちゃうな 長く伸びた髪を 片耳に掛けた 切ない耳かけ 片想い 一夏の恋に落ちた 焦げ爛れた この心に 恋をするだけの 力は無くて 独り今日は泣いて 瘡蓋、剥がして 焦げ付いた 深く褪せた唄は あの日から錆びた 熱く燃えた 片想い 一夏の恋が落ちた 浅く脆く髪は どこからか解けた 切ない耳かけ 片想い 一夏の恋に落ちた 焼け爛れた この体に 手を伸ばすだけの 力は無くて