純白なドレス引きずり 裸足のままで逃げ惑う まるで理性を失った か弱い獣 首から下げた十字架に どれだけ救い求めても 変わることのない現実 覚めない悪夢 涙流し命を乞う あまりに無様だね 喚く君の瞳にナイフ翳し突き刺そう 血しぶきが月を真っ赤に染めて 初めから「愛してる」なんて嘘さ 虚言を真に受けて 騙され続けた馬鹿で醜い人形 涙流し命を乞う あまりに無様だね 朽ちた君の身体を切り裂いて 混ざり合おう 高まる感度にこの身委ねて 鳴り響く狂気と猟奇をまとった 旋律の中 跡形なく血肉と成り果てた人形