香ばしい夜に乾杯

歌詞

夜更けのキッチン、 パンに薄い焦げ目 バターが溶けて街が甘くなる 時計はゆっくり、心は踊る 音のスチームが窓に描く曲線 失敗も香りに変えていける 焼きすぎた日々に蜂蜜をかける 君の笑顔はシナモンの魔法 寂しさはカップの底で溶ける 弱さを包むアルミホイルはいらない はだけた本音が美味しい 寄り添う温度で世界がやわらぐ Low heat, slow love, it’s fine 香ばしい夜に乾杯しよう 苦みも甘みもレイヤーになる 焦げ色の思い出が光沢を増す ふたりの息でリズムを焼き上げる 雨粒がガラスで跳ねる、カデンツァ ふっと笑えば、塩気が旨みに変わる 孤独のスパイス、 分け合えばちょうどいい 聴こえる? sizzling heart トースターのタイマーが オフになって 目覚めるみたいに胸が明るい 言い訳は粉糖にしてふりかけよう 失敗の輪郭も愛しくなる Uh, 焦げのラインもデザインだ 甘さだけじゃ深みは出ないさ mix & fold、感情を重ねて できたてのtruthを皿に盛る 誰かのレシピを完璧に追わない 君の火加減で十分おいしい 急がずに待てば香りが満ちる Slow and steady, we glow 湯気の向こうで瞳が笑う ほどよい苦さが奥行きを作る 焼き目のグラデが人生の証 噛みしめるほど愛が濃くなる 夜風がカーテンをドラムに変える 指先のぬくもりがコードを誘う 隣にいるだけで調和が増す Sing softly, taste deeply 朝焼けの色、カップに注がれる 静かな台詞が心に溶け入る 分け合った沈黙が最高のBPM もう一口、未来の味がする Flowは中火、焦らずgo 噂は跳ねさせず蓋してslow 余白の美学で盛り付けるeveryday Bon appétit, 今日は機嫌がいい 欠けた皿でもご馳走はご馳走 整わない日も価値は下がらない 心の湯気が目印になる We keep it warm and kind 香る鼓動で夜を染め替えよう 甘い記憶にピリッと希望を足す 君といるだけで味が決まる この瞬間に乾杯、永遠みたいに