昼下がりの風が頬をくすぐる 商店街の旗が手招きしてる コインローファー鳴らし歩けば 今日の始まりは軽やかだ 優しい午後に靴紐を結ぶ 電話越しの君の笑い声が 曇り空にも青を足してく 交差点で迷う信号待ちも 並んでいれば短く感じる 小さな沈黙も音楽になる 背中を押すのは派手な言葉じゃない 柔らかな会話と手のぬくもり 半歩先の世界へ踏み出そう 同じ速度で景色を集めて 景色のページを一緒にめくる カーブの先で君と笑おう 胸のメーター針が跳ねる 今日のきらめきポケットに入れて 歌いながら未来を迎えにいく 握った手から明日が始まる 寄り道の数だけ色が増える 遠回りは宝箱の地図 息を合わせた瞬間に分かる ここがスタートでゴールじゃない 笑い皺さえ旅のしるし 窓ガラスの指で描く波線 滑るように街が流れていく 君の横顔を横目に見つめ 赤信号さえ小さな休憩 信号待ちも二人でハモる Turn left, turn right, ビートは smooth Daylight cruising, 迷いは remove ラジオから流れる合図に sing 二人の速度で描く new ring Turn up the joy, 速度はちょうど ほどけた気持ちを風にまかせて 深くうなずけば景色が広がる 目に映る色が一段と鮮やか 同じ笑顔でページをめくる 光の矢印が前を示す カーブの先で君と笑おう シートの振動が鼓動と重なる 今日の発見を鞄にしまって 歌いながら未来を迎えにいく アクセルいらずで心が走る 黄昏が雲を柔らかくする 街明かりが星と握手する 呼吸の音でリズムを刻んで 帰り道さえ祝祭になる 思い出が今の景色に溶ける 遠くの海がオレンジに染まり 潮の匂いが風に乗ってくる 並んだ影が長くのびていく 君といるだけで音が澄む 小波みたいに笑顔が揺れる Night drive, skyline, きらめく sign Side by side, ルートは fine Clap して count, 3,2,1で jump 景色が拍で入れ替わる瞬間 ナビはいらない、君がいるから ヘッドライトが夜を切り開く 明日の入口が目の前にある 軽く頷けば始まっていける 二人分の足で進み出そう ドアを開ければ風の香り 曲がり角越えた景色を分け合おう 星のネオンが拍手してくれる 集めた瞬間を胸で温めて 笑い声ごと明日へドライブ 新しい季節を連れて帰ろう
